水道専門用語収録リスト:固定消火設備

新潟県修理隊

用語一覧

固定消火設備
固定消火設備は、火災の発生時に迅速に対応し火災を鎮圧・消火するために設計・設置された施設や装置の総称です。これらの設備は、建物や施設内に設置され、火災の拡大を抑制する役割を果たします。ここでは、固定消火設備の基本的な概念、種類、機能、設置基準、および水道との関連性について詳しく説明します。
1.固定消火設備の基本的な概念
・目的: 固定消火設備の主な目的は、火災発生時に速やかに消火・鎮圧を行い、被害を最小限に抑えることです。これは、人命の保護や財産の保全を図るために重要です。
・構成: 固定消火設備は、消火栓、自動スプリンクラー、消火器、自動火災報知設備、避難設備などから構成されます。
2.固定消火設備の種類
・消火栓: 消火栓は、水源から供給された水を用いて火災を消火するための装置で、建物や施設内に設置されます。
・自動スプリンクラー: 自動スプリンクラーは、火災検知機能を備えた装置で、火災発生時に自動的に作動して、水を噴霧して火災を鎮圧します。
・消火器: 消火器は、可搬式の小型消火装置で、緊急時に使用して初期火災を鎮圧するためのものです。
3.固定消火設備の機能
・火災鎮圧: 固定消火設備は、火災の発生時に速やかに鎮圧する役割を担います。これにより火災の拡大を抑え、被害を最小限に抑えます。
・人命・財産の保護: 固定消火設備は、火災の早期鎮圧により、人命と財産を保護します。効果的な消火により、火災の被害を最小化します。
4.固定消火設備の設置基準
・法規制: 固定消火設備の設置には、建築基準法や消防法、地方自治体の規制などがあります。これらの法令に基づき、設置基準が定められています。
・設計と配置: 設置の際には、建物の規模や用途、火災のリスク、避難経路などを考慮して、適切な設計と配置が行われます。
5.水道との関連性
・水源の提供: 固定消火設備の多くは、水を消火に利用します。水道は、消火栓や自動スプリンクラーの水源として重要です。
・水圧の確保: 消火設備は十分な水圧が必要です。水道は、この水圧を確保するための重要な要素となります。
6.まとめ
固定消火設備は、火災発生時に速やかに対応し、火災を鎮圧・消火するための重要な設備群です。消火栓、自動スプリンクラー、消火器などがその一部です。これらの設備は、人命の保護や財産の保全に寄与し、法規制や設計基準に基づいて適切に設置されます。水道は、固定消火設備にとって重要な役割を担い、消火用水源として欠かせない要素となっています。



サポート総合受付
copyright©2019 新潟県修理隊 all rights reserved.